出荷検査 委託

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出荷検査業務委託のすべて

出荷検査業務の委託について

出荷検査業務の委託・請負・受託

一般的に製品の製造過程で発生する「出荷検査」は市場または顧客の手にわたる出荷手前の最終段階に発生する非常に重要な検査です。企業により呼称は異なりますが、「最終検査」と呼ばれることもあります。製品であれば「適合」または「不適合」、ロットであれば「合格」または「不合格」で判定します。その後の梱包や運搬、保管期間などにおいて品質が劣化している可能性があります。

本来、製品の加工・製造工程において、「受入検査」「工程検査」などを経ているはずですが、梱包・搬送・輸送時、または保管時に経時的な劣化や人的なことが原因で、品質に問題が生じる可能性もあります。出荷検査は品質を更に厳しくチェックし、不良なものが流通しないようにする最後の砦とも言える重要な検査です。

社内で品質管理を行うには専門技術を持つ人員の配置が必須で、その体制が無ければ増員または外部に委託(外注)することになります。社内での増員と比較すると、育成や離職の心配がない、固定費でなく必要な時だけの経費にとどめられる、自社内に検査設備や装置が不要となるなど、検査委託した方がメリットが多いためニーズが高まっています。

出荷検査業務の種類

出荷検査業務といっても、製品や業界などにより、様々な検査方法の種類があります。主なものは以下の通りです。人員・機器ともに検査体制の整った当社ではどのような出荷検査業務のご相談にも応じますので、ここにある代表的な検査業務以外の委託についてもお気軽にご相談ください。

外観検査

外観検査はその名の通り、外観を検査するもので、製品に汚れや傷、錆、変形がないかどうかを確認します。「仕様・形状・構造」「表面形状」「仕上がり」などそれぞれの項目に関して問題点を検査します。外観検査は主に検査員による目視検査になります。

絶縁検査/導通検査

主に電気機器の組み立て後に実施する検査で、機器のスペック以上の抵抗で検査する絶縁検査と、機器のスペック通りの通電で検査する導通検査に大別されます。さらに絶縁検査は絶縁抵抗検査、絶縁耐電圧検査に分けられます。また、導通検査は通電動作検査とも呼ばれます。

寸法検査

寸法検査は、図面・仕様書通りに部品・製品の寸法が正しく仕上がっているかを確認する検査です。検査員が厳重なチェックを行います。

電気検査

電気検査は、絶縁抵抗検査、絶縁耐電圧検査、通電動作検査に加え、機器の各機能検査を含めた総称のことです。製品の安全性を確保するために、不可欠な検査です。

圧力検査

無害なガスを使用する機械、装置の健全性を確認する検査です。また、機密検査を行い、ガスのリークについて有無を確認します。(有害ガスを除き、低圧力による検査)

出荷検査不合格品についての対応

当社では不合格品の修理、補修、修正、改良を行っております。また必要に応じて当該品の治具の製作、カスタマイズに対応致しますのでご相談ください。

様々な機器/製品の出荷検査

機器/製品の出荷検査、良品の選別、納入作業

当社では、以下のような様々な製品・機器の出荷検査に対応しています。ここにあるもの以外でも幅広くかつ小ロットからでも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

医療機器の出荷検査

他の機器や製品より直接的に人体・人命に影響を及ぼす可能性のある医療機器。当社では医療機器の出荷検査・出荷判定にも対応しています。

基板の出荷検査

プリント基板の機能検査、外観検査、導通検査などの基板の不良個所を見つける出荷検査。

部品の出荷検査

大型部品から小型部品まで様々な分野で使用される機械、装置の部品のチェックを行います。

PSE(特定電気用品)の出荷検査

電気製品の安全確保を目的に定められた電気安全法で指定された器具・機器は100以上あります。大別すると、電線類、ヒューズ、配線器具、電流制限器、小形単相変圧器類、電熱器具、電子応用機械器具、交流用電気機械器具、携帯発電機などに分けられます。これらの出荷検査にも対応いたします。

出荷検査以外の検査

出荷検査意外の検査

製造過程においては、出荷検査以外にも重要な検査があります。当社ではこれらの検査も受託しています。出荷検査(保守のみも可能)と合わせてご依頼いただくと割安に抑えられる場合もございますので、ぜひご検討ください。

受入検査

製造時に必要な部品・製品を外部または1つ前の工程から受け入れる(受け取る)際に行われる検査です。測定機器による検査または目視で品質・形状などの適合・不適合を判定します。すべてを検査する「全数検査」と、すべてのロットから一部を抜き取る「抜き取り検査」があります。受入検査後は仮に不良・不具合があった場合にも受け入れた側の責任となるため、非常に重要な検査です。

工程検査

「工程内検査」「中間検査」などとも呼ばれ、その名の通り製造過程で次の工程へ移るタイミングで行う検査のことです。自社内で行う「自主検査」のほか、ロットが多かったり複雑な検査が必要な場合は当社のような会社に委託するケースもあります。

最終検査

工程の最後に製品・機器・部品のチェックを行う検査です。会社により出荷検査と同義で使われている場合や、出荷検査か最終検査のいずれかのみを実施しているケースもあります。最終段階における検査のため、製品としての完成度を厳しくチェックします。

出荷検査の契約

出荷検査意外の検査

検査後に商品に瑕疵があった場合の責任の所在を明確にしたり、機密情報の漏洩を防ぐために契約書を取交しておく事も一つの手段です。適正な出荷検査に関わる契約例として、品質検査業務委託契約書、検査委託同意書、秘密保持契約(NDA)などがございます。ご要望に応じて各種契約書の発行を致しますのでお気軽ご相談下さい。

各種機器の出荷検査ならコンテック

当社では、エネルギー成分の分析を行う電子計測機器地震計測機器関連生産測定器などを取り扱っております。機器の修理・メンテナンス・点検のほか、各種機器の各種機器の治具・設計・製作、ステンレスや非鉄金属の加工・製作・溶接なども行っています。これまでの実績に加え、測定機器や測定装置の環境が整っているため、あらゆる出荷検査に対応可能です。小ロット(1つ~)・単発案件にも対応しております。柔軟かつ迅速に対応致しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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