製品出荷検査

製品出荷検査は豊富な実績に基づく品質が持ち味のコンテックまで

埼玉県に位置する株式会社コンテックは電子機器、計測機器、精密機器などの製品出荷検査をはじめ、製品の校正・修理・点検を通じて、東京・埼玉・神奈川・千葉など、首都圏近郊の多数のお客様より多大な信頼を寄せて頂いております。露点計(水分計)・酸素計・流量計・USB-ACアダプター・LANポートハブ・オーダー品など多種多様な製品の出荷検査実績により培われた確かな技術と豊富な経験により、お客様のあらゆる検査の要望にお応えすべく日々アップデートを続けております。このページでは、検査の分類や種類とともに出荷検査とは何か、またその重要性を解説し、弊社での製品出荷検査の実績の一部もご紹介いたします。

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製品出荷検査とは

製品出荷検査とは

製品出荷検査とは、3~4種類ある検査工程のうちのひとつです。検査の種類には、製造工程上で検査が実施されるタイミング順に「受入検査」「工程検査」「最終検査」「製品出荷検査」があります。それぞれの目的や内容を理解しておくことで、より「製品出荷検査」の重要性を深く理解できるでしょう。

※以下は一般的かつ当社の定義ですが、検査の実施タイミングや企業ごとの検査内容などにより検査の名称が異なる場合もありますのでご承知おきください。

受入検査

「受入検査」とは、製造時に必要な部品・製品を外部または1つ前の工程から受け入れる(受け取る)際に行われ、品質・形状などの適合・不適合を判定します。すべてを検査する「全数検査」と、すべてのロットから一部を抜き取る「抜き取り検査」があります。受入検査後は仮に不良・不具合があった場合にも受け入れた側の責任となるため、非常に重要な検査です。

工程検査

「工程検査」とは「工程内検査」「中間検査」などとも呼ばれ、その名の通り製造過程で次の工程へ移るタイミングで行う検査のことです。自社内で行う「自主検査」のほか、ロットが多い場合や、複雑な検査が必要な場合は社外に委託するケースもあります。

最終検査

「最終検査」とは工程の最後に製品・機器・部品のチェックを行う検査です。最終段階における検査のため、製品としての完成度を厳しくチェックします。企業によっては、最終検査と出荷検査との区別をつけずにひとつの検査工程とする企業もあるため、「出荷検査」が「最終検査」と呼ばれるケースもあります。

製品出荷検査

「製品出荷検査」とは、一般的に製品の製造工程で発生する検査で、市場または顧客の手にわたる出荷手前の最終段階に発生する非常に重要な検査です。製品であれば「適合」または「不適合」、ロットであれば「合格」または「不合格」で判定します。

また、製品出荷検査にはいくつか検査方法があり、検査する製品の特徴や特性により、適切なものを採用する必要があります。

具体的には、「外観検査」、「目視検査」、「寸法検査」、「機能検査」、「梱包状態検査」などです。「外観検査」では文字通り見た目で判断できる判定を行ないますが、人の目により製品の損傷や変形などを検査する「目視検査」と、測定器の使用により製品が規格通りの寸法に仕上がっているかを測る「寸法検査」などがあり、それらの検査を通じて製品の品質を一定に保ちます。「機能検査」では、製品や部品が定められた仕様の通りに動作するかを確認します。他にも、出荷発送までを含めた作業の場合は梱包材の変形や不足など梱包に不備がないかをチェックする「梱包状態検査」により、お客様や出荷先へ製品をより万全な状態で納品できるようになります。

外観検査

外観検査

「外観検査」とは、製品の外観から判別できる不具合・欠陥を詳細にチェックし適切に排除する検査で、取引先や市場への不具合品の流出を防ぎ、企業の信頼と製品の品質の向上に大きな役割を果たします。また、不具合品の抽出結果から製造過程での原因を突き止め、製造工程の改善へと役立てることも可能なため、外観検査から得られる情報はとても有用です。

外観検査の主な不良検出項目としては、「製品や部品内への異物の混入」「汚れ」「変色」「キズ」「変形」「錆」などの欠陥が挙げられ、状態に応じ標準サンプル品との比較により良否判定を行ないます。人による検査としては「視覚」で得た情報で判定する「目視検査」の他に、「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」といった人の五感を使って行う「官能検査」があり、特に指先の感触や触覚は、製品や部品の外観・形状を検査するうえで視覚に次ぐ重要な情報源です。この他に寸法検査による長さの計測などがあり、総合的に製品や部品に定められた規格を満たしているかが判定されます。

多くの製品や部品は、設計の段階で仕様が決まっており試作などを経て形状や構造に対しての厳しい検査が実施されます。そういった検査をパスした設備は機械化や自動化により高水準での安定した生産・製造が可能になる一方で、ひとたびその機械や設備に不備が生じると規格外の製品が作られてしまいます。そのため生産ラインの健全性を維持にもつながる外観検査は、どんな製品・部品にも共通する重要な検査であり、品質保証の観点からも欠かすことのできない工程です。

機能検査

機能検査

「機能検査」とは、製品が設計通りの機能や性能を正しく発揮できるかを確認する検証作業です。外観上は問題のない製品もその機能に不備があった場合、製品の信用失墜にとどまらず顧客の安全へと影響を及ぼしかねません。機能検査は、安全で品質の高い製品を顧客へと安定供給し、自社製品の信頼を維持するための重要な検査です。

機能検査では、製品が疑似的な環境下において仕様書通りの動作をするか検証します。例えば電子機器などは実際に定格電圧での通電状態で、機能として備わっている電流出力や電圧出力の値を測定し、仕様書にある規格範囲内であることを確認します。また基板上の回路における正常な電気動作に問題がないことを確認したり、ICなどの周生期回路動作やソフトのバージョン確認・最新バージョンの書き込みなど、多岐にわたる検査項目が存在します。

その製品が持つ全ての動作に検査項目が設定可能と思われますが、実際にはメーカー側が機能・動作に必須と判断した項目に絞って機能検査が実施されます。

製品出荷検査の重要性

出荷検査の一番の目的は、「不良品」が取引先や市場に流出しないように、この最後の砦ともいえる検査で「不良品」を確実に排除することにあります。もしも「不良品」が流出してしまったら……。この事態は、取引先や顧客からの信頼や評価を得るべく日々の品質改善やコスト削減に尽力している企業にとって最も憂慮すべき事態のひとつです。場合によって全数回収や再生産・廃棄処理などのコスト発生も考えられますが、何より積み上げてきた信頼を失うことは数字に表せない多大なダメージとなって企業に損害を与えます。このことからも「製品出荷検査」はリスク回避と品質管理において非常に重要な役割を持ちます。

「最終検査」において、その製品の完成時に一度検査は完了しているため、出荷時の再検査は不要に感じられるかもしれません。しかし、製品の完成後に在庫として一定期間保管されるなど、出荷までに間隔が空いてしまう場合には、主に「人的な劣化」と「経時的な劣化」のふたつの理由から製品の品質に変化が生じる可能性がでてきます。まず「人的な劣化」とは、主に「人の手」が入ることで発生する傷や変形などの劣化のことです。「定期的な在庫チェック」や「社内全体での棚卸し」など、人と製品が接触する可能性をゼロにすることは難しく、細心の注意を払っていても人によるエラーは残念ながらゼロにはできません。

そして、「経時的な変化」とは、主に「時間の経過」により発生するプラスチック部品の変色や鉄部品の錆などの劣化のことです。基本的に物質は時間の経過とともに変化し、同じ状態を留めることができません。特にプラスチック系素材の場合は在庫保管の期間が長期にわたるほど劣化が顕著となり、変色の他にも割れるなどの破損も考えられます。在庫として保管された期間の長さだけでなく保管場所が高温・低温・高湿度となる不適切な環境であった場合にも劣化のスピードを促進させることがあります。

以上の理由から、たとえ工場などで実施される最終検査において、製品の完成後に製品基準を十分に満たすとの検査結果が出されていても、その後の保管期間によってはその検査結果が変わってしまう可能性があるため、出荷直前に設けられる「出荷検査」は非常に重要であると言えます。

製品出荷検査例

ここまでは、検査工程における出荷検査や、出荷検査の種類、そして出荷検査の重要性について説明してきました。専門的な知識をもった製品出荷検査員が多数在籍する弊社では、もちろん製品出荷検査の実績も豊富です。これまでに実施した製品出荷検査の中からいくつかの例をピックアップしてご紹介いたします。

製品出荷検査例:露点計(水分計)

大気中の水分量を測定する露点計の出荷検査では主に以下の検査が挙げられますが、製品の個別仕様やモデルによりメーカーから提示された項目について検査を実施しております。「外観検査」や「絶縁抵抗検査」などより専門的な検査が必要な事例でした。

外観検査

外観検査として製品本体以外にも、外箱(段ボール箱など)の検査を含める場合があります。それは既に出荷時と同様の梱包状態で検査品を受け入れるケースで、その場合は外箱や緩衝材やビニール袋などがそのままユーザーの元に届けられるため、取り扱いは慎重に行います。また入荷時の梱包状態を記録しておくことで、納品時にも同様の梱包状態を再現いたします。

製品本体の外観検査としては表面の傷や破損の他に、筐体を形作る各パーツ同士の組立て状態にも注意が必要です。ネジ留めであればネジの緩み確認として浮き具合の目視確認や増し締めを実施します。嵌め込み式であれば固定用のツメが正しく嵌っているか、合わせ目に不自然な隙間や浮きや膨らみが無いかにより、組立状態の異常が判別されます。

製品本体に付随する金具やパネル部に装着されるスポンジゴムなど、その有無や破損なども検査対象となります。端子台のネジなどは欠損の他に、輸送時に落下の可能性がある構造の場合は増し締めや緩み確認を実施します。製品本体のスロットにUSBやMicroSDなどの記録媒体が必要なモデルでは、その有無や挿入状態も検査対象となります。

ディスプレイなどの表示部については、その透明な見た目を持つ材質の特性や、製品によっては表面への印刷工程もあるため、他の箇所に比べて非常にデリケートにもかかわらず傷が付きやすく、なおかつ目立ちやすい部分と言えます。そのため、各メーカーにより合否判定基準が設けられていますが、表示部が暗い場所でも見やすく大きな数字の7セグメント表示(LEDデジタル表示)か、ドットの欠けが見づらさに影響しやすい液晶表示かといった要素などが加味されていると考えられます。

表示ラベルの確認

表示ラベルの確認も外観検査のひとつと言えますが、所定の箇所へのラベルの有無やその向きなどに始まり、印字内容としてのモデル名、ロットナンバー、シリアルナンバーまで確認内容は多岐にわたります。ラベルと製品が別々に入荷し、弊社でラベルの貼り付け作業を行なうケースもあります。また納品先ごとに製品の測定レンジ設定などをカスタムする場合など、個別に表示ラベルの作成から貼付けまでを実施することもあります。印字内容としてはシリアルナンバーなどを間違いなく記録することはもちろんですが、製品本体と外箱の表示ラベルがそれぞれ別の番号だった事例や、事前に連絡を受けていた型式や番号と実際の入荷品とで相違があった事例もあり、都度メーカーへの報告や確認が必要となります。

絶縁抵抗検査

絶縁抵抗検査では試験電圧にて抵抗値を測定することで、その値が製品の仕様書通りの許容範囲内であることを確認します。電気を通す導電体と電気を通さない絶縁体とで設計された内部回路は、それぞれの機能が正常に保たれていなければ、電気で作動する電子部品も正常に働かないばかりか、故障や破損の原因にもなりえます。絶縁抵抗に異常を抱えたままの製品は、他の電気的な検査においても不正確な値を示すことが考えられるため、絶縁抵抗計により当該製品に定格電圧をかけて異常が無いことを確認したうえで、次の電気的な検査に移行します。

内部設定確認

製品の動作に影響を与える内部の各設定が適切な値であるかを確認します。工場出荷時に既に設定値が入力済みの場合は、その内容に相違がないかの確認作業となりますが、人的エラーの他にも内部ROMへのデータ書き込みの失敗や、システムのバージョン間違いなどにより、適正値ではないケースも見られますので注意が必要です。ユーザーのオーダー内容により設定値の変更が必要なケースでは、弊社での検査時にメーカーよりご指示いただいた設定値への変更を実施します。

入出力値の確認・調整

製品の機能として信号値の出力機能を有する場合に、センサーから入力された信号値に対して正しい値を表示または出力しているかを確認します。

センサーからの入力信号を疑似的に再現する方法は機種やテスト出力機能の有無により異なります。製品本体が「テスト出力機能」を有する場合は、本体側の設定にて「4mA(0%)」「12mA(50%)」「20mA(100%)」を出力し、本体と接続したテスター表示との誤差が許容範囲内であるかを確認し、必要であれば再調整します。製品本体に「テスト出力機能」が無い場合は、センサーからの信号値をループ電流校正器を使用して疑似的に再現し、「4mA(0%)」「12mA(50%)」「20mA(100%)」それぞれの入力時に製品本体が表示する露点の確認や、接続したテスターで計測した出力値との誤差が許容範囲内であるかを確認し、必要であれば再調整します。

また、アラーム用の出力機能がある場合、前述のループ電流校正器を使用してアラーム設定値を境に出力のON/OFFが正しく切り替わるかの確認をします。製品本体に調整機能がある場合、ダミーセンサーの信号値に対してのリファレンス調整を実施するケースもあります。各入出力信号値の許容範囲は製品仕様に基づく値が基本となりますが、マージン分を差し引いたより狭い範囲を、検査時の許容範囲としているメーカーも見受けられます。

データ入力

露点計のセンサー部に校正データを格納する機能がある場合は、本体表示器側での設定は不要となりますが、機種によっては使用するセンサーごとに校正データを本体表示器側に入力したり書き換えたりする必要があります。メーカーよりセンサーと本体表示器の組み合わせが指定される場合はその通りに、弊社で組み合わせる場合はその組み合わせ結果を報告します。

チェックシート・検査記録

これまでに紹介した検査結果を所定のフォーマットに記載して提出します。メーカーよりご用意いただいた既存のフォーマットへの手書き記入から、エクセルなどのファイル書式として、またはPDF提出までメーカーの相談に応じて対応いたします。フォーマット自体の作成から既製ファイルの修正などもお気軽にご相談ください。

梱包

メーカーより入荷した梱包状態で同様の納品が基本となりますが、メーカーからの希望があれば相談に応じます。例えば海外工場より直接弊社へ入荷する場合など緩衝材が心許ないケースも見られるため、ご指示があれば梱包をし直して返送いたします。また、別々に入荷した製品や付属品を弊社にてユーザーへ納品できる状態へまとめあげる、といった作業などもお気軽にお問い合わせください。

製品出荷検査例:酸素計

サンプルガスの分析が可能な「酸素計」でも、計測器としての検査は露点計に共通する項目が多く、重複する検査については省略しますので「出荷検査例①:露点計(水分計)」の内容をご参照ください。当然、機種や使用目的が異なるため細部での違いはありますが、「外観検査」「表示ラベルの確認」「絶縁抵抗検査」「内部設定確認」など計測器がその性能や製品精度を発揮するための必須事項として、その本質は同様のものと考えられます。

酸素計の検査として独自性を持つ項目としてはセンサーセルの感度チェックがあります。疑似的に測定環境を再現してゼロ側に十分に下がり切るかと、サンプルガスによりスパン側への正しい数値変化を観測することで、センサーセルの感度の健全性を確認します。

製品出荷検査例:流量計

気体や液体の流れを測定する「流量計」でも、計測器としての検査は露点計に共通する項目が多く、重複する検査については省略しますので「出荷検査例①:露点計(水分計)」の内容をご参照ください。当然、機種や使用目的が異なるため細部での違いはありますが、「外観検査」「表示ラベルの確認」「絶縁抵抗検査」「内部設定確認」など計測器がその性能や製品精度を発揮するための必須事項として、その本質は同様のものと考えられます。

流量計の検査として独自性を持つ項目としては「器差試験」があり、疑似環境下で実測した超音波受信波形の数値を製品本体から抽出して、自己診断パラメータとして検査成績書に記載し提出いたします。

製品出荷検査例:USB-ACアダプター

コンセントの100V電源からスマホをはじめとするモバイル機器などに電源を供給する「USB-ACアダプター」の出荷検査では主に以下の検査が挙げられますが、製品の個別仕様やモデルによりメーカーから提示された項目について検査を実施しております。

外観検査

外観検査としての内容や注意事項は露点計で紹介したものと基本的には同様ですが、製品の筐体がプラスチック製で頻繁に手に取る機会が多いと予想される商品のため、異なる点についてご紹介します。樹脂を金型に流しこむことで成型されるプラスチックは、その柔軟性や加工性が最大の利点であるとともに、キズや変形などの発生しやすい性質を持ちます。そのためメーカーが示した良否サンプルや箇所ごとの判定基準に沿って適宜対応することで、メーカーが望まれる良否基準をクリアします。

この製品では、筐体表面の「変形」「焼け」「傷」「バリ」「クラック」に加え、筐体の組み上げに接着剤を使用しているため「接着剤のはみ出し」や「合わせ目の過度な隙間」などを重点的に検査しました。また、印字によるラベルに関しても、表示が正しいことを確認しています。

耐電圧検査(絶縁耐力検査)

耐電圧検査(絶縁耐力検査)

耐電圧検査(絶縁耐力検査)とは、電気機器や部品を使用する際の電圧に対して、十分な絶縁耐力を有するか(絶縁破壊を起こさない絶縁の強度があるか)を確認する検査です。電気機器が安全に使用可能かを確認する重要な検査であり、もしこの検査が無ければ使用者が感電したり発熱による火災を引き起こす可能性のある製品が市場に流出してしまいます。この製品では、耐電圧試験器によりAC1500V~1800Vで1秒間電圧を印加して絶縁不良がないことを確認しました。高い電圧を使用するため、電圧に対応した作業台の設置やゴム手袋の装着など、安全対策にも細心の注意を払っております。

絶縁抵抗検査

先に紹介した耐電圧検査では、絶縁破壊を起こさない絶縁の強度があるかを確認するのが目的でしたが、ここで紹介する絶縁抵抗試験とは試験電圧にて抵抗値を測定することで、その値が製品の仕様書通りの許容範囲内であることを確認するのが目的です。この製品では、絶縁抵抗計によりDC500Vで10MΩ以上の値を示し絶縁不良がないことを確認しました。

通電検査

100Vの定格入力を通電した状態で、本製品のUSBポートから仕様通りに5V(±5%)の電圧が出力されているかを確認する検査です。本製品につないだデジタルマルチメーターの電圧表示機能により、電圧の出力動作が仕様通りであることを確認いたしました。

製品出荷検査例:LANポートハブ

機能検査

外観検査としては他製品で紹介したものと同様の点に注意し作業をいたします。こちらの製品では、複数あるLANポートの動作確認が検査項目となるため実際に通信接続確認をいたします。検査方法としてWindowsのコマンドプロンプトでネットワークコマンド「Ping」(ピング)を使います。Pingとは2台のPC間の通信経路に異常があるかどうかを確認する際に使用されるコマンドです。「PC①」と「本製品(のLANポート)」と「PC➁」をLANケーブルで接続した状態でのコマンドの実行結果により、問題なく通信できたかどうかを判定します。

製品出荷検査例:オーダー品

弊社ではメーカーからのオーダーにより、既製品表示器を収納したポータブルタイプの作成を行なっております。各動作確認や仕上げチェックに加え、バッテリー搭載モデルの場合はバッテリーの充放電確認を実施のうえ、メーカーへ納品しております。

製品出荷検査のご依頼ならコンテックへ

弊社では、これまでに紹介した製品以外にも、「タンブラースイッチ」や「プラスチック製パーツ」といった部品単位の製品出荷検査の実績があり、メーカーの希望するあらゆる検査に対応できるように日々邁進しております。単純作業や小ロットの依頼から、検査項目が多岐にわたる精密作業まで、どんな製品・どんな検査の相談でも、もちろんお待ちしています。

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