既存の計測器をカスタムオーダーで自由に持ち運び
- 2025/02/21 更新

既存の計測器を外に持ち出して測定するメリット
様々な分野で重要な役割を果たす計測器は、化学成分や環境条件などの正確なデータ収集や、 そのデータに基づいた分析や判断により製造業や工業生産の現場では製品の品質を確保するために使用されます。 データの推移やわずかな変化を検出するために同じ環境や場所に設置されることが多い計測器ですが、 時には外に持ち出して運用することで得られるメリットも存在します。 例えば、計測器を現場に持ち出すことでリアルタイムでの環境や状況に基づいたデータを収集でき、 試験室や研究室では得られない現実的なデータの取得につながります。 さらに異なる場所や条件での計測が可能になることで対応できるケースが増加し計測器の応用範囲も広がります。 また、計測器を現場に持ち込むことで異常が検知されるなどの問題が発生した際に迅速な対応が可能となり、 その場で原因を特定して即座に対策を講じられます。
以上のことから、メーカーが販売する計測器には「コントロールパネルに組み込む前提のタイプ」や「常時設置を前提としたタイプ」の他に 「ポータブルタイプ」がラインアップされることが多いように見受けられます。 しかし、計測器を必要とする環境や条件は現場ごとに様々に異なるため、 場合によってはメーカー純正のポータブルタイプだけではその多種多様なニーズに応えきれないケースも発生します。 例えば、メーカーからは「計測器」と「計測器のオプション機器」がそれぞれポータブルタイプとして発売されているが、 その両方をひとつの手持ちケースでまとめたい!といったニーズや、 既存の「計測器のポータブルタイプ」に防水や耐衝撃の機能を追加したい!といったニーズです。 いずれも現場で運用する側からすれば切実な要望ですが、 メーカー純正ではその希望が叶わない場合にはどんな解決策が考えられるでしょうか。
カスタムオーダーという選択
その解決策のひとつとしてご提案したいのが、オリジナル筐体を製作して既存の計測器や希望するオプション機器を全て組み込んでしまうという方法です。 当社では計測機器メーカーの既存の計測器をポータブル仕様として運用するためのオリジナル筐体のプランニングから部品調達、 加工、組み立て作業、納品までの請負実績がありあます。 この方法ですと、元々の計測器に持ち運びの機能が無いタイプであっても、筐体側でそのポータブル機能を補えば現場への持ち運びも可能となります。 もちろん重量やサイズによって適さない機種もございますので、興味のあるお客様はお気軽にご相談ください。 製品完成後の改良や改善にも対応し、現場での声や企業の要望にレスポンス良くお応えいたします。
計測機器のオリジナル筐体製作は当社まで
東京・埼玉・神奈川・千葉を含む、首都圏近郊に位置する当社では、 1978年の創業より電子機器、計測機器、精密機器などの校正・修理・点検・検査業務に従事してまいりました。 長年にわたるノウハウと実績を活かし計測機器を扱う側に立った丁寧な設計提案や、 質の高い高精度な筐体設計・加工・仕上げ全般の請負作業によって貴社の業務をサポートいたします。 当社(埼玉県三芳町)は埼玉を含む東京近郊からもアクセス良好で、車でのお越しや見学もOK。 無料相談・お見積りは、お電話・お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。関連ページ
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